事例５　【刑事事件】

　夫が痴漢行為をしたということで、逮捕されましたので、弁護を依頼したいのですが。

　刑事事件の着手金は、３０万円〜５０万円の着手金及び報酬金となっています。痴漢行為というのは、「迷惑防止条例違反」のケースと、より悪質なｌ「強制わいせつ事案」のケースがあります。

　いずれにしても、ご主人が事実を全面的に認めている場合には、被害者との示談が必要となりますので、４０万円〜５０万円の着手金及び報酬金となります。

　また、ご主人が無罪を争っている場合には、裁判が長期化するので、50万円〜（３０％の範囲で増額あり）の費用が必要となります。
　なお、刑事事件の「成功報酬」というのは、起訴猶予、罰金減刑、執行猶予、求刑より減軽された刑等の場合に頂きます。
　もっとも、判決が実刑であり、減刑が求刑に対して相場の減刑の場合（求刑の8割）には、報酬は頂きません。「成功」とはいえないからです。

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